トチ、脱走。

土曜日、夫の不注意で玄関の隙間が開いており、トチが脱走してしまいました。

ちょうどその時間、私はパート先で残業をしていました。

いないことに気付いたのは、私が帰宅した16時半。

慌てて必死でマンション内、近所周辺、

探しても探しても見つかりません。

とうとう、保護主さんである赤ツナギさんと旦那様が尼崎から高速飛ばして

応援に来てくださいました。（私と夫の夫婦仲も心配して…恥）

その時すでに深夜23時。

旦那様の鋭い勘で、マンション内に停めてあった自転車の陰でじっと怯えているところを発見、

旦那様が冷静に確保してくださり、両腕でしっかり抱いて私達の目の前に現れ…本当にびっくりしました。

そんなこんなで脱走から約９時間後に家に戻ることができました。

↓そんな騒動から一夜明け、今日のトチです。

トチは物怖じしない子ですが、外の世界はマンション内とはいえかなり怖かったようで、

家に帰ってからもしばらくはちょっとした物音にもビクビク、ドキドキしていました。

瞳孔も開きっぱなしで、抱っこしてもゴロゴロ言いません。

いつも夜は一緒に寝ていたのに、昨日の晩はベッドにも来ませんでした。

今日の午後ぐらいから、やっとゴロゴロ言いながら膝に乗るようになりました。

こんなに好奇心旺盛、元気いっぱいな子でも、

やはり猫にとって一番安心できるのは室内なのだと、改めて思いました。

本当にごめんね、トチ。

大好きだよ、トチ。と、何度も話しかけました。

そして、赤ツナギさんご夫妻、本当にありがとうございました。

猫ちゃんをくださった方が赤ツナギさんで、本当に良かったと心から思いました。

夫の不注意に腹が立ったり、トチの身を案じたり、捜索方法を調べたり、チラシを作ったり、

時間が経つにつれ最悪の事態を想定してしまったり、

尼崎から駆けつけてくれた赤ツナギさんの優しさに心打たれたり、

私達夫婦が何時間探しても見つからなかったのに、

あっさりとトチを見つけ確保してきた旦那様の姿に息が止まるほど驚いたり（あの光景は忘れられない！）、

と、まだまだ私も気持ちが高ぶっておさまらず、まとまりのない文章ですみません。

今はただただ、トチとまた一緒に暮らせることの喜びをかみしめております。